|
観光名所を急ぎ足で回る、いわゆる観光旅行では海外の表面的なものは見ても、その国の人々の生活に直接触れることはできません。
ホームステイでは、その土地の住人になってみることによって、旅行者では分からなかったことがたくさん見えてきます。特に、家族の一員となる温かい人間関係を築きながら、文化や習慣、ものの考え方、また社会の仕組みなど、さまざまなことを直接学ぶことができるのです。
ホームステイの多くは、海外のホームステイ請負会社や協会を通して、旅行企画の中での宿泊場所のひとつとして考えられています。
ユートレックのホームステイ交流は、アメリカ・カナダ政府直轄の青少年教育機関などと共同で、お互いの国の若者を国際人として育成しようという高い理想に基づいて行なわれており、受入れ家庭もほとんどが会員の中から選ばれます。そして厳しい選考基準を経て受入れ家庭が決定されることが、大きな特長です。
1家庭に1人が、ホームステイの理想ですが、2人以上の学生が滞在するホームステイをよく見かけます。これは、ホームステイの希望が多く、受入れ家庭の数が足りないことが第一の理由です。中には1人では自信がない、誰かと一緒だったらと思う人もいるかも知れませんが、1人だからこそファミリーの新しいメンバーとしてのより太い絆が生まれてきます
受入れ家庭の中に、同性で同年代の子供(ホストフレンド)がいると、その世代の生活を体験できます。そして実の兄弟、姉妹のような関係にも発展して、生涯に渡っておつき合いが続くこともあります。大多数のホームステイでは、このようなことが約束されていません。
私達は、ホームステイに行く参加者のために、目的意識を高め、訪問国の文化や習慣について学ぶ、事前オリエンテーションを行なっています。同時に、海外の受入家庭についても、各受入責任機関が現地でオリエンテーションを徹底しています。相互理解を深め、出合いがお互いにとって実りあるものにするためには、このオリエンテーションが欠かせません
言葉を学ぶのに、教室に閉じこもるレッスンに長い時間を割くのは、決して効果的な方法ではありません。そのようなことは日本でも十分できるのです。言葉の習得は、実際の生活を通して学ぶのが、1番の早道なのです。
ホームステイの環境では、1日中生きている言葉が飛び交い、そして家族の1人1人が個人教授の役割を果たして助けてくれます。
言葉の習得は、心を通わす相手が出来た時にこそ、「もっと話したい」 「もっと知りたい」という意欲が湧いてきて、その言葉を学び続ける動機になるのです。 |